夫曰く、ブリュッセル観光と言えばAtomiumなんだって。「Atomiumを知らないのー!?」とびっくりされたけど、日本人には人気ないよねえ?私が知らなかっただけ?試しに会社のドイツ人に「ブリュッセルと言ったら何を思い浮かべる?」と聞いてみたら、やっぱりグラン・プラスじゃなくて、Atomiumが出てきた。
ちなみに、知らないとすぐに「世界遺産以外は興味ない」と夫にからかわれます。昔は世界遺産好きだった事は認めるけど、最近はそんな事ないもん。世界遺産と認定され、変われ果てた姿になってしまった風景を目の当たりにしているので、段々疑問に思ってきた世界遺産認定。一番ひどかった例が白川郷。田園風景広がる中、突然あちこちでソフトクリームやホットドックのスタンドを見た時にはかなり興醒めした。その昔、修学旅行で訪れた時の白川郷と言ったら、風情があって「こんな所があるんだ・・・」、と時代をタイムスリップしたかのような錯覚を覚えた思い出深い場所なのに。
鉄の分子を模ったAtomiumは、第2次世界大戦後1958年のEXPO(万国博覧会)のために作られたそうです。万博後、取り壊される予定でしたが、あまりにも有名になったこのAtomiumは、パリのエッフェル塔と同様そのまま残され、ブリュッセルのシンボル的存在となったそう。
Atomiumの中はエレベーターやエスカレーターで上がれるようになっていて、宇宙スペース気分を味わえます。1958年当時はかなり画期的な建築物だったのではないかと思う、50年後の今見てもすごいから。建造物宿泊可能な子供用スペースが、一番楽しそうでかわいかった。
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