2008年3月30日日曜日

Die Fuggerei




さてさて一息ついたところで、フッガーライに行ってみました。フッガーライは、現在でも使われている社会住宅としては世界最古!のものだそうです。

フッガーライ博物館の小冊子によれば、
”フッガーライは、1521年に豪商ヤコブ・フッガーが資金を提供して、生活に困っているアウグスブルク市民のために建設されました。一年間の家賃(管理費・光熱費等除く)は、今でも昔の1ライン・グルテンの額面価値(現在0.88ユーロ)のままで、寄進者とフッガー一族のために一日三回のお祈りをささげることも家賃の一部とされています。・・・今から500年も昔にヤコブ・フッガーは、貧しい入居者が人からの恵みをもらって生きてゆくのではなく、自活するための援助をするためにこの社会住宅を建設しました。このような考え方は、宗教改革者マルチン・ルッターや、後のカトリック社会改革をいち早く先取りするものだそうです。” 先立って何かをする、できる人ってすごい。

フッガーライの一部が博物館として、今と昔の両方の住居の様子が見られるようになっていて興味深かったです。リビング、キッチン、トイレ、ベッドルームが分かれていて、快適そうなお家でした。
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フッガーライ

beim König von Flandern

ここのビールは、1グラス0.3L入で、2.1ユーロ。ミュンヘンは、1グラス0.5Lです。
奥に銅色の醸造釜=Braukesselが見えます。
中世を感じさせる壁やレンガが素敵で、観光客に人気があるみたい。

1月に取引先との新年会があったレストランを夫に紹介したいと思い、König von Flandernにビールを飲みに行きました。しかし、その前に大きな広場で大勢の人が暖かい日光を浴びながらお茶してるのを見てしまったので、選択を誤った・・・事に気がつきました。なんだか自分達は地下でモグラになった気分。でも、Unfiltered (濾過していない)ビールはおいしかったよ。

Nach Augsburg



ここ最近ビジターもなく、イベントもなく、天候も悪く、夫の仕事が忙しくなってしまったので何の予定もたてずにいたら、得に何もしない休日が増えてきました。
しかし夫は今日みたいな晴天の日は急に、”今すぐ外でこの天気を楽しまなければ”と気が急くみたいで、、、気が急くとなかなかいい案が思いつかない夫は、’私に考えて’と。

出だしが遅くなってしまったから、「じゃあ近場で、アウグルブルクのフッガーライに行ってみたかったんだ~」と出発時間と距離を考慮したナイスアイデア(我が家はいつも自分の事は自分で褒めます)で、即決定。

写真はアウグルブルクの町。1月にも書いたけど、Augsburgは紀元前15年にローマ人によって築かれた街で、バイエルンでは最古の都市、ドイツ国内でも二番目に古い都市です。ミュンヘンとは建物の造りが違うので、外国に来たみたい。

Waschmaschine


新しい洗濯機を買いました。超うれしい~☆
衣類の重さや設定温度等により洗剤量が計られ、今までより多めの衣類を入れても、”規定の洗剤量の40%でよい”と表示される事が多いので環境にやさしい、そして経済的。8kgまで洗えます。

2008年3月24日月曜日

ein Buch


ドイツ ミュンヘンに14年間住んでいる作者が、ドイツ人やドイツの事について書いた本(2004年出版)。読めば読むほど、”そうそう”とか”その通り!”と頷ける部分が多く、誇張もなかったのでおもしろかった。作者はNHKの特派員だっただけあり政治や経済に詳しく、「なるほどこういう歴史があるから、こうなったのか~」と非常にわかりやすく書かれていると思った。
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私の中で「(知識経験があるだけでなく)頭のいい人ってこう言う書き方するんだよねー」と例にあげられる一冊。