2008年10月5日日曜日

In the Bayern heaven

まずは皆がビールを注文し、バイエルンの有名な朝食の白いソーセージを食べたりしながら、ゆっくりビールを飲みます。先は長いからゆっくり。

そんな静かな会場を、一気に盛り上げたのが一気飲みのパフォーマンス。
バイエルンに誇りを持ってます!って感じの民族衣装に身を包んだグループの一人が、1Lをすごい早さで一気飲み。人ごとながら、お腹冷えちゃうよー。


そして一番注目を集めていたのは、このパフォーマンス。自分が履いている古い靴にビールを注いで飲むんです。その昔、貴族がパーティーで、男性が女性のハイヒールにシャンパンを注いで飲んだとかいうのの、オクトーバーフェスト版?

父もおいしいと気に入っていた、ミュンヘン名物の白いソーセージ。おいぴ。

バンドが始まったのは11時過ぎ。

父はいつでも、どこでもそうであるように、ただ座ってニコニコしながら飲んでいるだけなのに、いろんな人から声を掛けられ、”さすが、よっしー(父のあだ名)!!”っと改めて尊敬しました。なぜだろう?彼は人を惹き付ける才能がある??皆ドイツ語で話し掛けてくるので、夫の方が対応に忙しかったり。そして、本人聞いてないし。。

一度は、父の白ソーセージの食べ方が間違ってる!とご丁寧に、遠くの方の席からわざわざ教えに来てくれる人もいたり(注:バイエルン人は白ソーセージの食べ方が間違っていると許せないらしい)。

一度は賭けの対象にされたり。本人は全く気にせず、「どうやらあの人達、お父さんが中国人か日本人かを賭けていたみたいよ」とのんきに言い、「だからお父さん、Ich bin Japaner (I am Japanese.). って言ったよ」とちょっと得意げに教えてくれました。35年前に覚えた唯三(唯一じゃなくて)のひとつが、完璧なシチュエーションで使えたのは、すごいよ!
お父さん、よかったね〜☆

3人のビールがあと少しになり、じゃあ皆これが終わったら帰ろうか、と口には出さないけれどそんな雰囲気が漂っている中、夫と私が他の人のパフォーマンスに気をとられている間に、父はちゃっかり新たなビールを手にしていました。ほんとに、おもしろいなー。父に暗黙の了解は通じないのはわかってるけど、目を話した一瞬の隙に!
結局、3杯目のビールは夫に取り上げられ、3人に分け与えられました。オクトーバーフェストのビールは、通常のビールよりもアルコール度数が高いから、外に出た途端倒れちゃったら困るからね、父。

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