2008年11月22日土曜日

MOMO

新しい家の契約も無事終わり、今のアパートに住むのも後1ヶ月たらず。そう思うと、いつでも行けるから・・・と今まで通り過ぎていた場所にも行っておかないと、と気分的に急かされたりしています。
実は今のアパートから車で3分の所に、『モモ』の作家、ミヒャエル・エンデのお墓があります。地球の歩き方にも”エンデの世界を思い起こさせてくれるお墓”と書いてあるし、ここは有名人も多く埋葬されているきれいで有名な墓地なので、一度訪れてみたいなと思っていました(こちらでは、お墓の中を散歩したりするそうです)。

買い物の途中に突然思い立ち、お墓に寄ってみたはいいものの、この広いお墓で何の標識も立っていないエンデのお墓を探すのはものすごく至難な業でした。目印は、『モモ』に登場する亀(カシオペイアというらしい)。
a
結局、お墓を軽くぐる〜っとしても見つからず、花束を持った日本人の女性に着いて行きましたが、その人もエンデのお墓が見つからないと見え、
今度はドイツ人の女性に聞いてみましたが、その人もエンデのお墓を探しているとの事。こうなってくると、今まであまり興味を示さなかった夫が、「雪の降るこんな寒い日にわざわざ何十分も歩き回ってお墓を探している人達がいるなんて」、と逆にどんどんわくわく。
a
結局、携帯のインターネットで墓地の番号を調べ、そこからまたぐるぐる探し歩き、ついにミヒャエル・エンデのお墓を見つけたのでした。見つけてみてびっくり、かわいい〜、墓石が本の形になってる!
墓石の文字は全て雪に覆われ、道理でなかなか見つからないはず。約45分かけて凍えながら探し歩いた私達は冷えきっていましたが、お墓のかわいらしさに何かあたたかいものを感じました。
a
実は『モモ』を読んだ事がない私。今度帰国したら、本を買ってみようっと。それともドイツ語で読むべき?ミヒャエル・エンデ博物館の方は、本を読んでから☆

携帯のカメラで撮影。実物は本当にきれい。
カシオペイヤ君。

0 件のコメント: