2008年6月18日水曜日

Day 5 - To Angkor Wat by a bicycle -

今日は楽しみにしていたアンコール遺跡の観光初日。
夫は車とガイドを雇って見所を説明してもらいたいと言っていたけれど、私はガイドに気兼ねする事なく自由に行動したかったので、昨夜のケンカの事もあり、私がいかにも好きそうな”自転車で観光”に決まりました。
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自転車を1日5 USドルでレンタルし、地図を片手に、いざ出発!
市内からアンコールワットまでは、どのくらい距離があるのかはっきりはわからず、ちょっと心配になりながらも、でもホテルのフロントの人には止められなかったし(あまりにも遠かったら自転車は無理って言うでしょ?)、なんてポジティブシンキングをしながら、車とオートバイに混ざって走り続けました。

途中、Tuk-Tukの運転手に「アンコールワットまでは距離長いよ~」なんて野次を投げられ、一瞬ひるんだけど、周りの景色や日本語の看板、道端で売られている果物などを見ながら走るのは楽しくて、るんるん(内心ちょっとハラハラしてたけど)。

道端でパイナップルを購入した時に見た子供の目があまりにもキラキラしていて、やっぱり自転車で来てよかった、と思ったのでした。

そうこうしている内に入場券売り場に到着し、3日間券(1日あたり20USドル)を購入。売り場の女性に「どこから来たの?」と聞かれ、「日本です」と言うと、やさしい笑みを返してもらえました。そう、それもそのはず、日本政府はアンコール遺跡の救済に全面的に協力しているのです。

JSA(日本国政府アンコール遺跡救済チーム)のホームページによれば、”日本政府は、1980年代末よりカンボジア和平に主導的な役割を果たし、その後の社会復興のために継続的な国際協力が不可欠と考え、その象徴的事業として、日仏の協力のもとに、国際協調の枠組みによるアンコール遺跡救済に乗り出した”との事(http://www.angkor-jsa.org/)。

シェイムリアップのあちらこちらで、日本政府や団体が設立したと思われる学校や施設が見られ、その様子がとてもよく伝わって来ます。ここまで全面的に協力しているとは思わなかったので、これにはかなり驚かされました。

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